信頼できるインプラント治療
インプラント治療は、虫歯や歯周病などで歯を失った箇所に金属製の歯根(インプラント)を埋め込み、
その上にセラミック製の人工歯を取り付ける治療法です。
インプラント治療は他の治療法に比べ天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができ、
乳歯や永久歯に続く「第三の歯」とも言われています。

こんなお悩みありませんか?

インプラント・入れ歯・ブリッジの違い

インプラント 入れ歯 ブリッジ
長所
  • 大変よく噛める
  • 異物感がない
  • 安定性がある
  • 手術がない
  • 手入れが比較的簡単
  • 手術がない
  • 入れ歯の苦痛がない
短所
  • 手術が必要
  • 自費
  • 治療期間が長い
  • 違和感がある
  • 咀嚼力の低下
  • 発音しにくいことがある
  • 両隣の歯を削る
  • 両隣の歯に負担がかかる
美観 天然歯に近い
天然歯と比較した噛む力 約90% 約30% 約60%
清掃性
  • 良い
  • メンテナンスが必要
  • 取り出して洗う
  • 食べ物が挟まりやすい
  • 匂いや汚れがつきやすい
  • 歯肉との間に食べ物がつまりやすい
  • 不衛生になりやすい
将来性
  • 良い
  • 顎骨の状態が変化し合わなくなりやすい
  • 調整や作り替えが必要
  • 両隣の健康な歯の寿命を縮めてしまうことが多い
違和感 なし あり 少し
顎骨への影響
  • なし
  • 顎骨が痩せるのを防ぐ
  • 入れ歯からの刺激で顎骨が痩せる
  • 顎骨が痩せる可能性あり

インプラントのメリット・デメリット

メリット

天然の歯のような感覚で固いもの噛める

例えば、入れ歯などの種類よっては「しっかり噛めない」という悩みを持たれている方もいらっしゃいます。インプラントは顎の骨に直接埋め込まれておりしっかりと安定しますので、噛む力が弱くなることが無く、固いものもしっかりと噛むことができます。
噛む力が弱くなると、食事が楽しめない事はもちろん、認知症が発症するリスクが高まるとも言われています。インプラントでは天然の歯と同様に食事もしっかりとれるため、お口の中だけでなく、身体全体の健康にも良い影響があると言えます。


自然で健康的な見た目で、人前でストレスなく笑えます。

白い人工の歯でも保険適用のものなどは、時間の経過とともに徐々に変色し、天然の歯と並ぶと目立ってしまうことに悩んでいる方がいます。また、入れ歯の場合は金具が見えてしまい、周囲の人に入れ歯を付けていることを気にする方もいます。インプラント治療で使用される人工の歯は一般的にセラミックを採用しているため、経年変化にも関わらず変色することなく、自然で健康的な外観を維持します。


周囲の健康な歯に悪影響を及ぼしません。

歯を失った場合の治療法として、一般的にはインプラントのほかにブリッジや入れ歯などがあります。ブリッジは失った歯の両隣の健康な歯を大幅に削る必要があります。これにより、削られた歯は弱くなり、将来的に抜ける可能性が高まります。入れ歯も隣の歯に金具を引っかけるため、健康な隣の歯に負担がかかります。一方、インプラントは周囲の健康な歯を削ったり負担をかけたりすることなく、まるで失った歯を取り戻したかのような感覚を提供します。

デメリット

治療期間が長い

インプラント手術自体は1~2日程度ですが、直後に人工の歯を装着するわけではありません。インプラントと骨が結合するまでに時間が必要であり、そのためには様々な検査や噛み合わせの確認などが行われます。そのため、治療期間は一般的に3カ月から1年程度かかります。


外科手術を伴う

インプラント治療は、歯を失った箇所の顎の骨に金属の歯根(インプラント)を埋め込む外科手術です。手術中は麻酔が行われるため、痛みは感じませんが、手術後には腫れや痛み、内出血などの副作用が生じることもあります。


定期的なメンテナンスが必要

インプラント治療は10~15年で約90~95%の残存率と長い寿命を誇りますが、この持続性を維持するためには手術後の定期的な歯周病予防のメンテナンスが必要です。インプラントの場合、歯周病の自覚症状が得られにくいため、問題に気づいた時には既に進行した歯周病になっている可能性もあります。


保険適用外の治療

インプラント治療は保険適用外となります。治療費用は患者の自己負担となり、一般に「自費診療」として提供されます。そのため、保険治療と比較すると治療費が高額になりますので、患者はその点に留意する必要があります。

インプラント治療の流れ

カウンセリング・検査

患者様の不安や悩みをお聞きし、歯科医師と共に最適な治療法を検討します。治療内容やメリット・デメリットについて詳細に説明いたします。

精密検査

インプラント治療では、骨のボリュームや神経を損傷しないために、顎の骨の形状を正確に把握する必要があります。そのため、CTやレントゲン撮影、血液検査などの精密な検査を行います。また、3Dシミュレーションソフトを使用して分析を行います。

インプラントの埋入

手術は2段階に分かれています。1回目の手術では、麻酔を施し、顎の骨にインプラントを埋め込みます。手術時には、精度向上のためにコンピューターガイドシステムを使用します。その後、数ヶ月の治癒期間を経て、インプラントと骨が強固に結合します。結合したインプラントの頭を歯肉から露出させるために、2回目の手術が行われます。

人工歯の製作・装着

噛み合わせや色合いを確認し、患者様に合った人工歯を製作します。仮歯を作製し、噛み合わせなどを確認した後、最終的な本歯を取り付けます。