歯を失ったまま放置するとどうなる？後悔しないためのインプラント治療という選択肢｜安城の歯科医が解説

こんにちは！安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。
「抜歯したけどそのままにしている」「奥歯が1本ないだけだから大丈夫」──。
このように“欠損”を放置してしまう方は意外と多く見られます。
しかし、歯を失ったまま生活を続けることは、見た目・噛み合わせ・健康・老化など、想像以上のリスクを伴います。
今回は、欠損を放置する危険性と、後悔しないための治療法として注目されるインプラントについて詳しくお伝えします。

目次

• 歯を失ったまま放置すると何が起きるのか
• 欠損が全身や老化に与える影響
• 欠損治療の選択肢（ブリッジ・入れ歯・インプラント）
• なぜインプラントが支持されるのか
• 当院のインプラント治療の強み
• まとめ

歯を失ったまま放置すると何が起きるのか

歯が1本なくなるだけで、口の中ではさまざまな問題が起こり始めます。
特に「奥歯が1本だけだから」「痛くないから」と放置される方は多いですが、これは非常に危険です。

• ① 噛み合わせが崩れ、歯並び全体がズレる
  失った歯のスペースに、隣の歯や噛み合う歯が倒れたり伸びたりしてきます。
  その結果、全体の噛み合わせが崩れ、頭痛・肩こり・顎関節症を引き起こすことも。
• ② 食べにくさが増し、消化器への負担が増える
  噛む力が弱まると、食べ物がよく噛めず胃腸に負担がかかります。
• ③ 見た目の変化（老け顔）につながる
  奥歯がないと頬がこけ、口周りのシワが深くなり、実年齢より老けて見える原因に。
• ④ 顎の骨がどんどん痩せていく
  歯がない部分の骨は、半年〜1年で明確に吸収（痩せ）していきます。
  骨が痩せると、将来的に入れ歯が安定しにくい・インプラントが難しくなるなどの問題が発生します。

欠損を放置すると、虫歯や歯周病のリスクが増し、残っている歯の寿命まで短くなってしまいます。
放置せず、早めに予防歯科と組み合わせた適切な治療を行うことが重要です。

欠損が全身や老化に与える影響

最近の研究では、「噛める歯の数」と「健康寿命」には深い関係があることが分かっています。
歯を失い噛む力が低下すると、脳への刺激も減り、老化が進みやすくなるという報告もあります。

• 認知症リスクの上昇
• 転倒リスク増加（咀嚼と体幹の関係）
• 偏った食事による栄養不足
• 滑舌や発音の悪化

歯を失うことは単なる「口の中の問題」ではなく、全身や生活の質に大きく影響します。
そのため、欠損治療は「健康への投資」といえるほど重要です。

欠損治療の選択肢（ブリッジ・入れ歯・インプラント）

欠損治療には大きく分けて3つの方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあるため、正しい情報を知ったうえで選択することが大切です。

• ① ブリッジ
  隣の歯を削ってつなぐ治療。
  ・比較的短期間で治療できる
  ・見た目も自然に仕上がりやすい
  しかし、健康な歯を削る必要があり、長期的には負担が大きくなる場合があります。
• ② 入れ歯
  ・ほとんどの症例に対応可能
  ・費用が比較的安い
  しかし、噛み心地が自然歯とは異なり、外れやすさや痛みが出ることも。
• ③ インプラント
  顎骨に人工歯根を埋め込み、上部に歯を被せる治療。
  ・噛む力が自然歯に最も近い
  ・隣の歯を削らず周囲の歯へ負担が少ない
  ・骨が痩せにくく、長期的に安定
  丈夫で長持ちし、美しさ・機能性に優れた治療法です。

当院では、症例によってはインプラント治療とブリッジ・義歯を組み合わせるなど総合的な提案が可能です。

なぜインプラントが支持されるのか

インプラントは、欠損治療の中でも「もっとも自然に噛める」治療法です。
特に以下のような理由から、インプラントを選ぶ方が増えています。

• 噛む力が圧倒的に強い
  インプラントは顎の骨に固定されるため、食事の制限がほとんどありません。
• 見た目が自然でわかりにくい
  審美性が高く、どの角度から見ても自然な歯に近い仕上がり。
• 周囲の歯を守れる
  ブリッジのように隣の健康な歯を削らなくて済みます。
• 骨が痩せにくい
  インプラントが人工歯根の役割を果たし、骨の吸収を防ぎます。
• 長期的に安定して使える
  適切なメンテナンスで10年以上使えるケースも多く、費用対効果が高い治療です。

インプラントは「高い治療」という印象がありますが、長期的に残った歯を守るという意味では、非常に価値の高い選択肢です。

当院のインプラント治療の強み

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科では、インプラント治療において以下の点を重視しています。

• CT撮影による精密診断
• 安全性を高めるガイドサージェリー
• 予防歯科と連携したメンテナンス体制
• 噛み合わせを考慮した包括的治療
• 必要に応じて虫歯治療・歯周病治療を併用
• 将来的な矯正治療との併用も可能

また、欠損が複数ある場合や骨が薄い場合でも、他治療との組み合わせや骨造成などによって対応できるケースも多くあります。
一度ご相談いただければ、あなたに合った最適な治療プランをご提案いたします。

まとめ

歯を失ったまま放置すると、噛み合わせ・見た目・健康など、さまざまなトラブルが起こります。
しかし、適切な欠損治療を行うことで、機能性・美しさを取り戻し、生活の質も大きく向上します。

「安城 インプラント」「新安城 歯医者」で信頼できる医院をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください。
あなたの大切な歯と健康を守るために、最適な治療をご提案いたします。

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長　神谷明光
公益社団法人　日本口腔外科学会　認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会　大会長