乳歯が生え変わる時期と注意点|安城で小児歯科をお探しの方へ

こんにちは!安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。
お子さんの成長の中で大きな節目となるのが「乳歯から永久歯への生え変わり」です。
「いつから始まるの?」「グラグラしているけど抜いた方がいいの?」「生え変わりが遅いのは大丈夫?」など、多くの保護者の方からご相談をいただきます。
今回は、乳歯の生え変わり時期と注意点について、わかりやすく解説します。

 

目次

乳歯が生え変わる時期の目安

乳歯は通常、生後6か月頃から生え始め、3歳前後で20本が揃います。
その後、6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃にはほとんどの永久歯(親知らずを除く28本)が揃います。
ただし、これはあくまで目安であり、1年程度のズレは正常範囲内です。
少し早くても遅くても、必ずしも異常とは限りません。

乳歯から永久歯への生え変わりの順番

一般的な生え変わりの流れは以下の通りです。

  1. 6歳頃:下の前歯(乳中切歯)が抜け、永久歯が生えてくる
  2. 同時期に:奥の「6歳臼歯(第一大臼歯)」が生える
  3. 7〜9歳:前歯の生え変わりが進む
  4. 10〜12歳:犬歯や奥歯の生え変わり

この時期は「混合歯列期」と呼ばれ、乳歯と永久歯が混在している状態です。
歯並びや噛み合わせの乱れが出やすい時期でもあるため、小児歯科での定期的なチェックが大切です。

気をつけたいチェックポイント

乳歯の生え変わりで注意したいのは次のようなケースです。

  • 乳歯が抜ける前に永久歯が後ろから生えてきた(いわゆる「二枚歯」)
  • 片方だけ抜けて、もう片方がなかなか抜けない
  • グラグラしているのに半年以上抜けない
  • 永久歯の生える位置が極端にズレている

こうした場合、放置すると歯並びに影響することがあります。必要に応じて抜歯や経過観察を行いますので、早めに予防歯科や定期検診を受けましょう。

生え変わりで起こりやすいトラブル

  • 虫歯:乳歯と永久歯の高さが違い、磨き残しが増えるためリスクが高まります。
    → 定期的な虫歯治療・予防が重要です。
  • 歯肉炎:歯ぐきが腫れやすい時期で、歯ブラシが当たりにくい部分に炎症が出ます。
  • 歯並びの乱れ:顎の成長不足や癖(指しゃぶり、口呼吸)によって永久歯が正しい位置に並ばないことがあります。
    → こうした場合は小児矯正の検討が有効です。

家庭でできるケアと歯医者でのサポート

ご家庭で意識していただきたいポイントは以下の通りです。

  • 仕上げ磨きを小学校高学年まで続ける
  • 間食やジュースの頻度を減らす
  • 歯が生え変わるたびに歯並びや噛み合わせを観察する
  • 口呼吸や指しゃぶりなどの癖を早めに改善する

そして歯科医院では、フッ素塗布やシーラントなどの予防処置、歯周病治療の観点からのチェックも行います。
さらに、将来の矯正治療の必要性についても早い段階で把握できるため安心です。

当院での取り組み

当院は小児歯科を専門に、お子さんの歯並びとお口の健康を総合的にサポートしています。
顎の成長を利用した小児矯正や、将来的な成人矯正(インビザライン)へスムーズにつなげられる体制も整えています。
また、抜歯や虫歯などトラブルが起きた際も、虫歯治療インプラントといった包括的な治療に対応できるのが強みです。

まとめ

乳歯の生え変わりは、お子さんの将来の歯並びや噛み合わせに大きな影響を与える重要な時期です。
6歳前後から12歳頃までの間にしっかりとチェックを行い、虫歯や歯周病を予防しながら健全な成長をサポートすることが大切です。
「安城 小児歯科」「新安城 小児矯正」でお探しの保護者の方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
乳歯から永久歯へのスムーズな移行を、私たちが全力でサポートいたします。

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長