💙 噛む力の育て方

こんにちは。
新安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。

子供がしっかり噛んで食べているか心配になりますよね?
中には丸呑みしているんじゃないかと心配になる時もあります。
本日は、子供の噛む力の育て方をお話しします。
よく噛んで食べるメリットはたくさんあります。
下記に列挙しますが、覚えやすいようにこれらの頭の文字を取って「ひみこのはがいーぜ」ともいわれることもあります。

1.肥満防止
2.味覚の発達
3.言葉をしっかり話せるようになる
4.脳が発達する
5.歯の病気(むし歯など)から守る
6.がんの予防
7.胃腸の働きを改善
8.全身の力が入りやすくなる、ストレスを予防する

よく噛むことは、むし歯だけではなく全身の病から守ってくれる事が言われています。
よく噛めるようにする、主なポイントは以下の3つです

1.急いで食べない(時間を決める)
子供はおとなしく座って食べる事が非常に苦手です。そのため、しっかり時間を決めて食事を取るように練習しましょう。また早食いをしないように心がけましょう。

2.一口30回を目安に噛むようにする
大人でも普通に食事をする時に30回噛むことはなかなか難しいと思います。
しかし、子供の頃からしっかり噛んで食べるようにすると、唾液腺も発達して、多くの唾液が出るようになります。
唾液がたくさん出る事でむし歯予防にもなります。また消化も良くなります。

3.堅い物を取り過ぎない
堅いものを食べれば力がつくと思う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、極度に堅い食べ物を摂ることは、顎の周りの組織を痛める場合があり、かえって悪影響がでかねません。
普段通りの堅さで良いので、しっかり回数を噛んで食事を取りましょう。

いかがでしょうか。子供の噛む力を育てる事は非常に重要となります。将来、自分の子供が健康に過ごせるように、小さい頃から身に付けられるようにしましょう。
安城市の安城ひがしやま歯科こども矯正歯科では、0才から健診を行なっています。子供の食育を気にされる方は、一度受診してみてはいかがでしょうか?

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長