こんにちは!安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。
「うちの子、寝ているときにギリギリと歯ぎしりをしているんです」と心配される保護者の方は多くいらっしゃいます。
大人の歯ぎしりはストレスが原因とされることが多いですが、実は子どもの場合は少し事情が異なります。
今回は、子どもの歯ぎしりの原因と考えられること、そして対策や歯医者でできるサポートについて詳しくご紹介します。
目次
子どもの歯ぎしりとは?
子どもの歯ぎしりは、睡眠中に歯をこすり合わせる動作のことを指します。
3〜6歳頃に多く見られ、永久歯が生え始める時期にも一時的に増える傾向があります。
成長の一環として自然に収まることも多いですが、歯や顎に負担をかける場合もあるため注意が必要です。
子どもの歯ぎしりの主な原因
子どもの歯ぎしりには、次のような原因が考えられます。
- 噛み合わせの調整:乳歯から永久歯への生え変わり時期は噛み合わせが不安定で、顎が自然に調整しようとするため。
- 顎の成長:顎の骨や筋肉が発達する過程で一時的に歯ぎしりが起こる。
- ストレスや緊張:環境の変化や日中の出来事が原因で、無意識に歯ぎしりとして現れることも。
- 口呼吸や舌の癖:口腔機能のバランスが崩れると、夜間に歯ぎしりとして症状が出ることがあります。
歯ぎしりが歯並びや健康に与える影響
一時的な歯ぎしりは心配いらないことも多いですが、長期間続くと以下のような問題につながることがあります。
- 歯の摩耗:乳歯がすり減り、虫歯のリスクが高まる。
→ 早期の虫歯治療や定期検診が大切です。 - 顎関節への負担:強い力がかかると、顎の関節に違和感や痛みが出ることもある。
- 歯並びへの影響:噛み合わせの乱れが強調され、将来的に矯正治療が必要になる場合がある。
→ 小児矯正で早期介入することで改善が期待できます。 - 歯ぐきや歯周組織への負担:歯ぐきに負担がかかると炎症の原因になることがあります。
→ 定期的な歯周病治療が予防につながります。
家庭でのチェックポイント
お子さんが歯ぎしりをしているかどうか、次のような点をチェックしてみましょう。
- 寝ているときにギリギリという音がする
- 朝起きたときに顎がだるそうにしている
- 歯の先端が平らにすり減っている
- 歯ぐきが赤く腫れている
子どもの歯ぎしりの対策
歯ぎしりの多くは成長とともに改善しますが、次のような対策を取ると安心です。
- 定期的な歯科検診:歯や顎に過度な負担がないか確認する。
- 生活習慣の見直し:寝る前にリラックスする習慣をつけ、ストレスを軽減する。
- 虫歯や噛み合わせの確認:乳歯の虫歯や歯の早期脱落は歯ぎしりを助長する場合があります。
→ 小児歯科での定期チェックが重要です。 - マウスピースの使用:必要に応じて夜間にマウスピースを作製し、歯を守る。
当院でできるサポート
当院ではお子さんの歯ぎしりについて、原因を見極めた上で最適なサポートを行っています。
– 小児歯科での定期健診
– 顎の成長を利用した小児矯正
– 成人期まで見据えたインビザライン矯正
– 噛み合わせや歯の欠損に対応するインプラント治療
– 健康な歯ぐきを守る予防歯科
包括的なケアで、お子さんの健やかな成長を支えます。
まとめ
子どもの歯ぎしりは一時的なことが多いですが、放置すると歯の摩耗や歯並びの乱れにつながることがあります。
「安城 小児歯科」「新安城 小児矯正」で検索される保護者の方は、ぜひ定期的なチェックを受けることをおすすめします。
当院では、お子さん一人ひとりの成長に合わせた予防と治療を行い、安心して通える環境をご用意しています。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長