子どもを何歳から歯医者に通わせるべき?

こんにちは!安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。
今回は、「子どもを何歳から歯医者に通わせるべき?」についてお話をしていきます。

 

子どもの歯の健康は、将来の全身の健康や生活習慣に大きく影響します。

しかし、「何歳から歯医者に通わせるべきか?」という疑問を持つ親御さんは多いのではないでしょうか。

本記事では、子どもの年齢別のケアポイントや、初めての歯医者選びのコツについて詳しく解説します。

また、歯医者に通うことで得られるメリットや親子で取り組める予防方法についても触れ、わかりやすくお伝えします。

 

目次

  1. 子どもを歯医者に通わせるベストなタイミング
  2. なぜ早い段階で歯医者に通うことが重要なのか
  3. 子どもの歯医者デビューに向けて親が準備すべきこと
  4. 初めての歯医者選びで失敗しないためのポイント
  5. 歯科健診でわかること:乳歯の健康と予防策
  6. 子どもの歯科通院がもたらすメリット
  7. まとめ

 

  1. 子どもを歯医者に通わせるベストなタイミング

乳歯が生え始めたらすぐでOK

「子どもの歯医者デビューはいつが良いの?」と悩む親御さんには、歯が生え始めたら当院へお越しいただいています。

当院では、乳歯の状態を確認しながら、歯みがき方法や食生活のアドバイスをしております。

 

生後6か月頃からの検討も有効

乳歯が生え始める生後6か月頃から歯医者に相談することも選択肢です。この時期には、哺乳瓶での授乳や離乳食による虫歯リスクを確認できます。

 

  1. なぜ早い段階で歯医者に通うことが重要なのか

虫歯予防と生活習慣の確立

早期に歯医者に通うことで、虫歯の発生を防ぐだけでなく、正しい生活習慣を確立するサポートをしております。

特に乳歯は永久歯よりも柔らかいため、虫歯になりやすい特徴があります。早めに定期的なケアを習慣化することで、将来的な歯の健康を守ることができます。

 

食習慣が健康に及ぼす影響

甘いお菓子やジュースの摂取が多いと虫歯のリスクが上がります。歯医者に通うことで、日々の食生活に関する具体的なアドバイスを受け、家庭での実践につなげることができます。

 

歯医者に慣れることで恐怖心を軽減

小さい頃から歯医者に慣れることで、「歯医者=怖い場所」というイメージを持たせず、リラックスして通えるようになります。これが将来の歯科受診率にも良い影響を与えます。

  1. 子どもの歯医者デビューに向けて親が準備すべきこと

お家での練習

初めての歯医者は、子どもにとって新しい体験です。事前に「口を開ける練習」や「歯を見せる練習」をしておくと、スムーズに診察を受けることができます。

 

楽しい雰囲気作り

歯医者に行くことをポジティブに捉えられるよう、「歯医者さんに行ったらどんなことがあるのかな?」と興味を引き出す話し方をしましょう。

 

服装やタイミングに配慮

子どもがリラックスできる服装や、疲れていない午前中の時間帯に受診することを心がけましょう。

 

  1. 初めての歯医者選びで失敗しないためのポイント

歯科医院を選ぶ

小児専門や、当院のように小児患者様が多くいらっしゃるクリニックでは、子どもの心理や成長に配慮した診療が行われます。

例えば、診察室がカラフルで楽しい雰囲気であったり、スタッフが子どもに優しい対応をしてくれることが多いです。

 

定期的に通いやすい立地を重視

クリニックは、定期的に通うことを前提に選ぶことが重要です。自宅や保育園・幼稚園から通いやすい立地を選ぶことで、無理なく続けられます。

 

親の口コミを活用する

他の親御さんからの口コミや評価を参考に、信頼できる歯医者を選ぶのもポイントです。

 

  1. 歯科健診でわかること:乳歯の健康と予防策

乳歯の検査では、虫歯の有無だけでなく、歯並びや噛み合わせの問題が見つかることがあります。また、フッ素塗布やシーラントなど、虫歯予防の処置を受けることで将来のリスクを軽減できます。これらの処置は乳歯の寿命を延ばすだけでなく、永久歯が正しく生えてくる環境を整える役割も果たします。

 

  1. 子どもの歯科通院がもたらすメリット

健康的な歯の成長をサポート

定期的な検診やクリーニングを通じて、虫歯だけでなく、歯並びや噛み合わせの問題も早期に発見できます。これにより、将来的な矯正治療が必要になるリスクを減らすことが可能です。

 

親子で健康意識が高まる

歯科通院を通じて、親も子どもの歯の健康に関心を持つようになり、一緒に取り組む姿勢が生まれます。これが家族全体の健康意識向上につながります。

 

  1. まとめ

子どもを歯医者に通わせるタイミングは、乳歯が生えたらと思っていただければOKです。

早期の受診は、虫歯予防や正しい生活習慣の確立に役立つだけでなく、子どもが歯医者に慣れることで将来の通院への抵抗感を軽減します。

また、小児矯正に関しては特に、親子で前向きに取り組むことが成功の鍵です。

 

子どもの健康な歯を守るために、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長