『うちの子、よく口をポカンと開けてる!』

こんにちは。

安城市の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です

お家でテレビなど見てるときに『お口ポカン』していませんか?
早いうちに治さないと、身体が成長しにくくなるかもしれません。
お口ポカンとは正式には口腔閉鎖不全症と言います。

本日は、お口ポカンと身体の発育についてです!

•お口ポカンは何で起こるの?
お口ポカンの原因の一つは、ズバリ口呼吸です。
テレビを見てる時も、鼻で呼吸している子は、自然と口が閉じてきます。
また、お口ポカンをしていると、全く鼻呼吸を使わないので、筋肉も衰え、ますます口呼吸になってしまいます。
 
•口呼吸は何が悪いの?
人の身体は、鼻で呼吸するように作られています。
口で呼吸する様になると、気道が狭くなり、呼吸がしづらくなります。
肺に酸素がいかなくなり、全身が酸欠状態になるため、成長しにくい体になります!!!

・顔の筋肉が衰える?
口をいつも開けていると顔の筋肉が劣化して筋肉がたるむだけでなく、
前歯が押し出されて歯並びも悪くなる可能性があります。
顔の表情も変わってきます。
 
•鼻呼吸で風邪やウイルス対策に!
鼻で呼吸する事で、ウイルスや細菌を外に出したり、吸う空気を保湿したりする効果があります。
鼻には、線毛という組織があり、異物などを常に外に出す働きがあります。
ところが口呼吸だと、直接ウイルスや異物が肺に入るので、感染しやすくなります。

いかがでしょうか?
お口ポカンは、かなりのお子さんがやっているようです。
小さい頃から治すことで、たくさんのメリットがあります。
日を改めて原因や治し方などをお話したいと思います。
ご自身のお子さんがしっかり成長できるように、今日からお口ポカンをしていないか注意しましょう!

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光
公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長