💙 ⭐️ 指しゃぶりは心配いらない!?

『子供の指しゃぶりが治らない』
『指しゃぶりしてると、みっともない!!』

こんにちは。
新安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。

 

お子さんは、よく指しゃぶりしますよね?
みっともないし、歯並び悪くならないか心配する方も多いと思います。
今回は、子供の指しゃぶりについて、お話します。

•3才まではほとんどやってる?
指しゃぶりは、子供の心の発達の過程でさびしいときに、
”親の代わり”に”親のつもりで吸う”「心の杖」が指しゃぶりの現象で現れると考えられています。
3才以下の子供は、およそ80%が指しゃぶりしていると言われています。
5才近くになると、半分以下に減少していきます。
6才以上ではみっともないという感覚が働き、自然にほとんどしなくなる傾向にあります。

•4才までは見守りましょう!
3〜4才の間までにやめれば、ほとんど正常な歯並びに戻ります。
赤ちゃんは、指を舐めたり遊んだりして、自分の感覚を養っているのです。

•5才を過ぎたら歯並びにも影響あり?
指しゃぶりは、無理に辞めさせる必要はありません。
しかし、5才を過ぎたら前歯のかみ合わせが悪くなる場合も多々あります。

ただ、あまり神経質にはならず、無理にやめさせる事はしないようにしましょう。
叱ったりすると、心理的にストレスとなり、あまり良くありません
大人になっても、指しゃぶりをしている人がいないように、自然にしなくなります。

いかがでしょうか?
指しゃぶりが必ずしも悪いとは言えません。
しかし5才を過ぎても指しゃぶりが残っていたら、
歯並びに影響が出ている可能性もありますので、歯科医院に通う事も検討してみてはいかがでしょうか?
指しゃぶりをしていて、歯並びが気になる方は、歯科医師に相談ください。

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長