⭐️⭐️⭐️『歯並び悪いとむし歯になるの?』

『歯のガタガタって治したほうがいい?』

こんにちは。 安城市の歯医者 安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です

脱マスク社会になった途端、歯並びが気になり出しす事もあるのではないでしょうか?

本日は、歯並びとむし歯や歯周病に関して、お話しします!!!

①そもそもむし歯は減少してる?
みなさんはむし歯になった経験はありますか?
現在日本では、むし歯になる人が、20年前に比べると圧倒的に少なくなっています。
その要因は、日本全体での予防意識、健康意識が高まったことと、フッ素などによるむし歯予防の特効薬となる様なものが出てきたからです。
日本では、歯医者に定期的に通う方はまだまだかなり少ないですが、欧米ではほとんどの方が、歯医者に定期的に受診しています。
その要因が、海外では日本のように健康保険制度が整っておらず、むし歯が1つでもできると、何十万とお金がかかってしまうためです。
だからこそ、むし歯を絶対に作らなくするように、徹底的にむし歯予防を実践しています。
日本は、良くも悪くも健康保険がしっかりしているので、1つむし歯になっても、数千円しかかからず、むし歯になる事へのプレッシャーは全くありません。
だからこそ、日本人は歯医者に予防するために受診するのではなく、痛い時だけ歯医者に行く文化ができてしまいました。

歯は一度削ると、樹脂や金属の詰め物を入れるだけで、決して元には戻りません。
車と同じですが、歯もメンテナンスをしないと、錆び付いたり、弱くなったり、ひび割れてきたりします。
日本人はメンテナンスができていないので、みんな高齢になり、みんな入れ歯にしていくのです!!!
将来の自分の生活を守るためにも、メンテナンスだけはしっかりしましょう!

②歯並びとむし歯、歯周病
むし歯が出来やすい部分は、ズバリ簡単に磨けない部分です。
簡単に磨けないから、すぐ痛くなり、抜歯をする『親知らず』が典型例ですね!
菌がずっと歯についていると、当然歯は脆くなります。

すぐに磨けない部分はどういった部分かと言うと、いわゆる歯がガタガタになっている所です。
若いうちは、いくら歯がガタガタでも、まだまだ新品の歯なので、むし歯にはなりにくい状態が続きます。
しかし、歳を重ねるとだんだん脆くなっていき、歯の根っこの方からむし歯になり、みんな歯を抜かなければならなくなります。

若いうちはむし歯なんかならないからいいや!と思っている方は、メンテナンスをしていない車に乗り続けるのと変わりありません。
もしも、歯がガタガタになっていて、黒く着色が付いているような方は、将来むし歯や歯周病で歯を抜かなければならない可能性があります。
歯並びを治すのに最適な時期は、できるだけ骨が柔らかい若いうちにやるべきです。

後に伸ばしていると、治すタイミングを逃して、むし歯になる可能性があるので、早めに近くの歯医者に相談しましょう。

いかがでしょうか?
私は、歯にも寿命や耐用年数があると思っています。
60歳を超えると、ボロボロになっていく人は、止めることができずに、入れ歯になってしまいます。

歯並びとむし歯や歯周病が気になる方は、まずは、歯のクリーニング、メンテナンスに通ってみてはいかがでしょうか?

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会
認定医