⭐️⭐️⭐️ 『10代半ばで矯正希望!抜歯はしたくない!」

こんにちは。 安城市の安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です

みなさんの中には、矯正やりたいけど抜歯だけはしたく無い!なんて方も多いのでは無いでしょうか?
矯正するにしても、歯を抜くなんて避けられるのであれば、避けたいと思います。
本日は、ほとんど成長が終わっている10代半ばでも、抜歯せずに矯正治療ができるかについてお話しします。

①抜歯が必要になる基準とは?
矯正する時にキーポイントになるのが、抜歯するかどうかかと思います。
できる限り抜歯したく無いですよね。
抜歯が必要な基準、それは歯のスペースがどれほど足りていないかです。
椅子に例えると分かりやすいですが、4人掛けの椅子に5人座っていると、当然狭い!ですよね?
狭いと座れない人が外に押し出されたり、座れたとしても全員変な角度で座らなければならないですよね?
歯も一緒で顎が小さすぎると、歯が入り切らず、ガタガタになります。
だからこそ、座る場所を作るために1人どいてもらって(抜歯して)スペースを作るか、1人1人が痩せてもらって、人の幅を細く(歯の間を削って)するしかありません。
しかし、幅を細くするのには限界があります。
だからこそ、その限界を超えてスペースが無い人は、抜歯しなければなりません。

②成長が終わってる15歳の場合は?
小さな子どもの場合は、座る椅子自体が成長しているので、その成長を助けてあげれば、スペースを確保できるかもしれません。
しかし、15歳前後だとほとんど成長が終わっているので、成長を助けることが困難です。
しかし、諦めるのは早いです。
15歳や17歳でも成長を助ける装置を使えば、広がる可能性もあります。
たとえ、小さな子供ほど成長しなくても、まだまだ顎が柔らかいので、広げられる余力は残っているかもしれません。
少しのスペース不足であれば、もしかしたら抜歯せずに済むかもしれません。

いかがでしょうか?
抜歯してしまうと、顎のサイズが小さくなり、結果的にものが噛みにくくなったり、歯の本数が減る事で、将来残る歯が少なくなってしまいます。
まだ10代であれば、望みがあるかもしれません。
歯並びを気にしている方は、早めに歯医者へ受診する事をオススメします!

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会
認定医