⭐️⭐️⭐️『乳歯がぐらついたら、抜かなきゃいけない?』

『乳歯って抜歯した方がいいの?』

こんにちは。 安城市の安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です

5歳6歳くらいになると、乳歯が一本ずつ抜け始めます。
ぐらついていると、歯医者に行った方がいいのか、このまま他っておいた方がいいのか、気になりますよね?
本日は、乳歯がぐらついてきた時の、歯医者さん目線での考え方をお伝えします!

①乳歯がぐらつく年齢と原因
乳歯がぐらついてくるのは、皆さんもご存知の通り、永久歯が生えてくるからです。
永久歯が生えてくると、乳歯を溶かし始め、乳歯が少しずつぐらついてきます。
乳歯がぐらつく年齢は、前歯で5才から9歳くらいまで、奥歯では9才から12歳くらいまでです。
ただ、単純に前から順番にぐらついてくるのわけではありませんので、抜ける順番が前後する事がよくあります!
基本的には、乳歯がぐらついたくらいでは、歯医者さんに駆け込む必要はありません。
しかし、歯並びがガタガタしてきそうだったり、永久歯がらとんでもなく大きそうだったりなど、歯が並ばなさそうであれば、矯正が必要になることもあります。
心配であれば、歯医者さんに受診しましょう!

②乳歯が早く抜けちゃったら?
前歯を転んでぶつけてしまった場合や、虫歯が大きく、元々の乳歯がそんなに残っていない場合は、乳歯が早めに抜けてしまう場合も多くあります。
乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯が早く生えてきてくれればいいですが、そうでないと隣の乳歯が抜けたスペースをつめるために、倒れ込んできます。
そして、隣の歯が倒れ込んできた分、永久歯が生えにくくなるため、歯がガタガタになる場合があります。
乳歯が早く抜けてしまった場合は、早めに歯医者に受診しましょう

③早く抜けちゃった場合、どんな治療をするのか
早く乳歯が抜けてしまった場合、スペースが、埋まってしまわないように、プレートと言って、子供用入れ歯みたいなものを作ります
それを入れておけば、歯の位置が動いてくることはなく、また矯正装置の一環なので、永久歯が生えるスペースが無かった場合、そのプレートで治すこともできます。
その場合は歯医者さんでしか、作る事ができないので、診断が必要です!!!

いかがでしょうか?
乳歯が早く抜けてしまうと、色々な事が起こります。
そのままにしていい場合も多いですが、何か対処しなければならない場合も多く存在します。

心配であれば近くの歯医者さんに相談してみてください!

神谷明光  安城ひがしやま歯科こども矯正歯科  公益社団法人 日本口腔外科学会 認定医
第40回日本ティップエッジ矯正研究会
名古屋大会 大会長