❤️歯が欠けた!治す方法は?

「ご飯食べてたら歯が欠けた」
「歯がかけたら、どうやって治すの?」

こんにちは。新安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。

皆さんは歯が欠けた経験はありますか?
何かにぶつかって欠けることもありますが、普通にご飯を食べていて欠けちゃう事もあります。
本日は、歯が欠けた時の治療法について、お話しします。

•歯が欠ける原因
①歯をぶつけてしまう
②硬いものを噛んだ
③歯ぎしり
④つめ物が欠ける
⑤むし歯

歯は硬いエナメル質と象牙質という土台で出来ています。
歯をぶつけてしまうと、お茶碗と同じく割れることが多いです。
特に、過去に根っこの治療をした歯で、血が通っていないと脆くなり、欠けやすくなります。
歯の神経の治療をした場合は、注意しましょう。

また、豆や梅干しの種など、硬いものを誤って噛んで割れることも多いです。
歯を守りたい方は、硬いものは注意して食べるようにしましょう

歯ぎしりでも、よく歯が欠けます。
歯ぎしりをしていると、いかに硬い歯だとしても、ヒビが入り欠けやすくなります。
ヒビが入っていると、硬くもないご飯でも、歯が欠けてしまいます

そして、つめ物がしてあるところも、欠けやすい部分の一つです。
プラスチックのつめ物などは、歯に比べて柔らかいため、劣化していると欠けてしまうことが多いです。

また、むし歯でも欠けることがあります。
歯にむし歯があると、歯の中が脆くなっているため、柔らかい食べ物でも欠けてしまいます。
歯が欠けたと思ったら、早めに歯医者に行く事をオススメします。

•歯が欠けた時の対処法
①歯医者さんで磨いてもらう
歯の欠けが小さい場合、磨くだけでキレイになる事があります。
悪化する前に、歯医者さんに行きましょう。

②白い樹脂で埋める
むし歯の治療に使うプラスチックの樹脂(CR)で簡単につめることができます。
麻酔もいらない場合も多く、1日で治すことができます。
しかし、場所によっては欠けやすくなるので、適応外になる事もあります。

③銀歯にする
セラミックのつめ物が欠けた場合などは、金属のつめ物にする事をオススメします。
セラミックは硬いですが、歯に比べて柔軟性が無いので、すぐ欠けてしまいます。

④被せ物にしてしまう!
これは最後の選択肢です。
欠けたところだけではなく、全て被せ物にすれば、歯が欠ける事は減ります。
しかし、歯を削る量が多くなるため、あまりオススメしません。
歯の神経の処置がしてある場合は、被せ物にした方がいい場合があります。

いかがでしょうか?
歯は毎日使っているので、日に日に劣化していきます。
ヒビが入ってしまえば、柔らかい物でも欠けてしまいます。
歯が弱っているかどうかは、定期的なメンテナンスが必要になります。

身毎年健康診断をする方は多いですが、歯のメンテナンスに通っている方は、ごく一部です。
一生自分の歯で幸せに暮らしたい方は、メンテナンスに通ってみてはいかがでしょうか?

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会
認定医