❤️ズボラな人必見⭐️ハミガキ要らない!?うがい薬の効果は?

『モンダミンとか、リステリンとかあるけど、効果あるの?』
『うがい薬したらハミガキしなくていいの?』

こんにちは。新安城の歯医者、安城ひがしやま歯科こども矯正歯科、院長の神谷明光です。

最近薬局でうがい薬をたくさん目にします。
モンダミンやリステリン、むし歯予防洗口剤など、たくさん種類があって、分かりづらいと思います。
本日は、うがい薬の特徴と違いについてお話しします。

有名なうがい薬として、以下の3つの違いを紹介します。
①モンダミン
②リステリン
③むし歯予防薬(フッ素洗口)

まずは①モンダミンからです。
モンダミンの特徴は、CPCという殺菌作用のある有効成分により、歯周病菌などをやっつけてくれる作用があります。
また、モンダミンはうがい後も殺菌作用が続き、歯周病菌や口臭菌が増えるのを防いでくれます。
pHも中性に近いため、刺激性が少ないのも特徴です。

次に②リステリンについてです。
リステリンの特徴は、IMPMという有効成分により、プラーク(歯垢)の中まで殺菌してくれる事です。
菌は簡単には殺菌されないように、集合体を作ります。普通のうがい薬では浸透しませんが、リステリンなら菌の中まで殺菌してるれます。
モンダミンは、基本的に表面の菌しか効かないため、リステリンは効果的に殺菌出来ることになります。
しかし、リステリンの殺菌作用は、うがいをしている時しか発揮しないため、持続性がない事がデメリットです。

モンダミンめリステリンも一長一短です。
また、成分的には、両方とも歯周病対策用のうがい薬となります。

最後に③むし歯予防薬(フッ素洗口)についてです。
これはその名の通り、むし歯予防に特化したうがい薬です。
フッ素洗口により、口の中のむし歯菌を弱らせるとともに、フッ素コーティングにより、歯の表面も強くなります。
ハミガキをせずに寝ることが多い方も、寝る前にうがいするだけで、一定の効果があります。
ハミガキがめんどくさい方は、オススメです。

いかがでしょうか?
うがい薬は、有効成分によって様々な特徴があります。
朝は口臭や歯周病予防に『モンダミン』や『リステリン』を使い、夜寝る前は『フッ素洗口』を使うとかなり効果的かと思います。

しかし、うがい薬の効果は100%ではありません。
歯周病やむし歯予防には、ハミガキが非常に大切です。
理想はハミガキもして、うがい薬を使う事をオススメします。
一生に一度の歯を守るために、歯医者に通ってしっかりお口の管理をしていきましょう。

 

安城ひがしやま歯科こども矯正歯科
院長 神谷明光

公益社団法人 日本口腔外科学会
認定医